屋根の勾配についてご説明します!!
2023.11.19 (Sun) 更新
こんにちは😁
宇治市・城陽市の屋根工事・防災・雨漏り専門店まるかさショールーム、スタッフの林です。
いつもまるかさブログをご覧いただきありがとうございます。
仕事柄、通勤時や休みの日でも上を見上げて屋根を見ることが多くなりました😆
色々な屋根材があるだけではなく、1軒1軒お家の屋根の勾配も様々です。
そこで今日は、屋根の勾配についてのお話になります。
目次
屋根の勾配とは・・・??
屋根には勾配という角度があります。
勾配とは、屋根を仕上げるときの角度のことを言います。
屋根の水平の所から傾斜になっている角度のことで、
屋根材の種類や形状やお住いの地域や家の外観などによって決められるものになります。
勾配の表示方法
勾配の表示方法には尺貫(しゃっかん)法勾配、分数勾配、角度勾配の3種類あります。
尺貫(しゃっかん)法勾配
寸法勾配とも呼ばれ、水平距離10寸(約3メートル)に対して、高さが何寸あるかで表します。
日本古来の表記方法で、公的には使用される場面はありませんが、
建築業界では今なお根強くこの呼び方が使われています。
分数勾配
30/100(3寸勾配)と表記されます。
「100進んで、30上がった時の傾斜」という意味です。
一目でわかりやすい勾配表記です。
角度勾配
あまり使われませんが、角度で勾配を表記する方法もあります。
勾配によるメリット・デメリット
屋根の勾配は、『寸』という単位で表すことが多いのです。
勾配の数値が上がるほど傾斜が急になります。
勾配には、急勾配・並勾配・緩勾配があります。
6寸以上の勾配を急勾配、3寸~5寸程度の勾配を並勾配、3寸以下の勾配を緩勾配と言います。
傾斜や角度によって雨や雪などを逃しやすくなるので、屋根に勾配がついているのです。
勾配によって使える屋根材も変わってきます。
急勾配(6寸勾配以上)
メリット
- 耐久性が高まる
- 水はけがよく雨漏りのリスクが少ない
- 雪も積もりにくく、積もった雪も落ちやすい
- デザイン性
- 屋根裏のスペースが生まれる
- 小屋裏の空間確保による断熱効果
デメリット
- 耐風性が弱まる
- 工事費用が高くなる
- 足場代が必須となる
- 将来の修理費用なども高くなる
並勾配(3~5寸勾配)
メリット
- 並勾配の屋根は最も普及しており、デザインも豊富
- 工事業者にもノウハウが蓄積されているため、トラブル時でも勾配が原因で余計に費用が掛かってしまう心配などはなく安心
デメリット
- 一般的な勾配であるためデザインなどが似る可能性がある
緩勾配(3寸勾配以下)
メリット
- 屋根の面積が急勾配の屋根に比べ小さくなるため、工事費用を抑えられる
- 作業がしやすいため職人代も低く抑えることができる
- 足場を建てる必要がないため、足場分のコストカットも可能
デメリット
- 水はけが悪く、積もった雪が落ちにくい
- 高度な水密構造が求められるものの、対応メーカーが少ない
- ホコリや塵などが付着した場所から雨水がしみこむことで屋根材の腐食や劣化が早く進行する
しっかりと屋根の勾配を理解した上で建物に合った勾配の屋根材の使用がオススメです。
そのためにはしっかりと丁寧に調査することが大切です。
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