屋根の漆喰の役割とは・・・
2022.05.21 (Sat) 更新
こんにちは🙂
宇治市・城陽市の屋根工事・防災・雨漏り専門店まるかさショールーム、スタッフ笠原です。
宇治市・城陽市、その他地域の皆さま、まるかさブログをご覧いただきありがとうございます。
今日の宇治はすっきりしない天気ですね~🙄
明日は晴れるといいですね~🔆😀
最近、ショールームの観葉植物がぐんぐん成長してきていて、スタッフの子が一生懸命育ててくれています。
新しい芽が出てきてうれしそうに話してくれます🍀
人も植物も大きく成長してくれるのは本当に嬉しいことだと思います✨😁
では、今日は屋根の漆喰について・・・
最近のお家は金属屋根やスレート屋根のお家をよく見ますが、昔からある瓦屋根のお家も多くあります。
京都は特にお寺なども多く、瓦屋根を見る機会も多いです。
ご依頼のお客様の中に屋根の漆喰補修の依頼も数多くいただきます。
ご依頼のお客様に漆喰の役割をよく聞かれます。漆喰はどうゆう効果があるの???
そうですよね・・・。
漆喰とは・・・日本では古くから使用されている塗壁材の一種で、主に瓦や目地の充填や壁の上塗り材として使われています。
漆喰の原材料は、石灰石に水を加えできた水酸化ナトリウムが原料で、細かく切ったふのりやすさなどを粘土を加えて水で練ってできた物です。上記の写真の白く塗られてる部分が漆喰です。
では、漆喰の役割は・・・
屋根屋においては瓦と瓦の間を埋めるコーキング材のような役割で雨水や小動物の侵入を防止したり、瓦が落ちてこないように葺き土を敷いたりする役目をしてます。この葺き土を雨から守るために漆喰が使われます。
漆喰は瓦同士をしっかり接着する役目もしていて、多少の風や地震などがあったとしてもズレや落下などを軽減することができます。
では、漆喰が劣化すると屋根にどう影響があるのか・・・
先程、説明したように漆喰は雨水の侵入や瓦のズレなどを軽減する効果があるので、漆喰が劣化すると、様々な部分で影響が出てきます。
- 漆喰の接着が緩むと雨漏りが起こる
- 小動物が家に侵入してくる
- 瓦のズレが起こる
- 災害時に瓦などのずれ・落下などが起こる
など、さまざまな問題が起こる可能性があります。
では、どうしたらいいのか???
漆喰は瓦より耐久年数が低いため、定期的なメンテナンスで補修が可能です。
補修は漆喰の詰め直しで、劣化している部分の漆喰を取り除いて、そこに新しい漆喰を充填していく作業になり、漆喰のみの補修費用は最小限に抑えることが可能です。
瓦の耐久年数は大体、30年~40年と言われています。
屋根のメンテナンスは大体、10年程度を目安に考えてもらえればと思います
部分的に漆喰がはがれていたとしても、葺き土が雨で影響なければ漆喰からの雨漏りは起こりませんが、屋根はどうしても目に見えにくい場所なので、漆喰などの剥がれや瓦のズレを発見しにくいです。
屋根は長時間にわたって雨や風にさらされている為、劣化の状態を知ることは大切なお住まいを守る第一歩となります!!
定期的な点検やメンテナンスでお住まいを守っていただきたいと思います☺