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屋根の形状~③片流れ屋根~

2022.09.26 (Mon) 更新

こんにちは😄

宇治市・城陽市の屋根工事・防災・雨漏り専門店まるかさショールーム、スタッフの林です。

いつもまるかさブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今日も前回からの続きで、3つ目の『片流れ屋根』についてになります^_^

屋根の形状
寄棟(よせむね)屋根
切妻(きりづま)屋根
片流れ(かたながれ)屋根 👈👈今回はこれ!!

 

片流れ屋根とは・・・

片流れ屋根とは一方向のみ傾斜がついているシンプルな屋根の形状のことです。

片方だけに流れているのでシンプルでかっこよく、人気があります。

面積が広くなるため太陽光パネルも設置しやすい屋根です。

最近の住宅において、片流れ屋根が急増しています。

メリット
建築のコストを抑えられる

片流れ屋根は一方向にだけ傾斜しているため、構造が単純で施工がしやすいという特徴があります。

そのため、工事費用を抑えることができ建築コストを低く抑えることが可能です。

ソーラーパネルを設置しやすい

屋根に接合部がなく一面にパネルを設置できるので、最大限にスペースを有効に活用できます。

デザイン性が高い

一方向だけに傾斜しているデザインは、シンプルなだけにデザイン性が良くなります。

 

デメリット
雨漏りしやすい

片流れ屋のの頂上部は構造上斜め上を向いているため、その付近に落ちた雨水は屋根裏をつたって、

外壁に向かって流れてしまいます。

その流れた雨水が屋根と外壁の結合部に到達すると雨漏りの原因に繋がります。

そのため、他の切妻屋根などに比べて雨漏りしやすい特徴があります。

屋根や外壁が劣化しやすい

外壁が屋根に守られる面積が少なく、直接風や雨にさらされることが多くなります。

そのため、外壁の劣化が早くメンテナンスの頻度が高くなる可能性があります。

また、屋根の傾斜が一方向にしかないため他の屋根に比べて大量の雨が落ちるというデメリットもあります。

換気性が弱い

片流れ屋根は換気が悪いため、屋根の内部に結露が発生しやすくなります。

 

片流れ屋根を雨漏りから防ぐ対策
雨水が建物内に伝わらないように施工する

片流れ屋根の雨漏りは屋根の裏面の軒天部分を水がつたって建物内に侵入することが原因です。

雨漏りを防ぎ、かつ結露を防ぐには、湿気を通しやすい透湿ルーフィングで

屋根の防水をするという方法があります。

また、隙間ができないように雨仕舞いの水切り板金をつけたり破風板を立ち上げたりして

隙間を防ぐ処理もあります。

換気を怠らない

換気が弱いと屋根そのものが湿気で劣化が進み、雨漏りのリスクは高くなります。

そのため、屋根の換気をしっかりと行えるようにすることが大切です。

 

様々な屋根のメリット・デメリットを知っておくことで屋根絵の形状を活かした設計ができます。

どの屋根にも関わらず、定期的に点検やメンテナンスをすることにより屋根の状態を把握することができます。

定期的な点検・メンテナンスをオススメします🎵

 

 

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