地域によって異なる屋根の形状・・・
2022.06.03 (Fri) 更新
こんにちは😄
宇治市・城陽市の屋根工事・防災・雨漏り専門店まるかさショールーム、スタッフ笠原です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
久しぶりの私の投稿になります。お久しぶりでございます💁♀️
先日、同じ屋根のショールームをされている方々とお会いする旅に行ってきました。
北は岩手県から岐阜県まで行き、地方や地域によっての屋根の勉強をしてきました😊
雪が多く降る地域ならではの屋根の形状や塗装・雪止めの部材などを見たり、日本瓦が有名な地域では、少し京都の街並みに似ている場所もありました。
たくさんの街並みや風景も見てきたのですが、屋根は全国各地で家を守ってくれている大切な部分なのだと再実感し帰ってきました。(どこへ行っても屋根しか見てないような気がします・・・😂職業病)
そこで、今日は・・・
地域によって異なる屋根の形状を☝☝☝ご紹介します👏
★沖縄・九州地方に多い屋根の形状
沖縄や九州では、台風の通り道になることが多く、梅雨の時期も前線が停滞することも多くみられ、その為、屋根に風水害対策をするお家が多くみられます。多くのお家では瓦と瓦の間に漆喰で塗り固めるなどの伝統的な補強を行ってます。この作業で暴風で瓦が吹き飛ばされることを防いだり、勾配が強めで、雨が流れ落ちやすいようにしてあります。
最近では台風や暴風にも耐える強度な屋根の板金材などに取り換えられるケースも増えているようです。沖縄・九州地方では暴風や雨の影響を受けないような屋根の形状や素材を選ぶことが重要になってきます。
★北海道や東北地方に多い屋根の形状
北海道や東北地方は、皆さん知っての通り雪が多く降る地域で屋根の勾配が浅く雪が積もりやすいような屋根が多く使用されています。
なぜ、雪が降るのに、勾配を浅くするのか・・・雪が積もりやすくするのは屋根の積雪で家の前を通る人に雪が落下しないようにするためのようです。北海道の札幌市では屋根に雪止めを設置することが義務付けされているようです。
雪が降る地域ではシンプルな形状の屋根が多くみられ、切妻屋根や片流れの屋根などが多いです。
東北地域の市街地などの住宅では、隣家や道路などに雪が滑り落ちないような屋根材を使用したり、雪止めネットなどが必要になってきます。
(先日の岩手県でも雪止めネットをたくさん見ることができました😉)
地域によって屋根の形状や特徴があり、お住まいの地域の屋根はよくご存じかと思いますが、旅行などいった際にはぜひ、その地域の屋根を見てみて下さい😊面白い発見があるかもしれませんね~🍀
屋根といっても種類はたくさんあり、地域によってキチンと選ぶ必要があります。屋根選びはお家を守る重要な役割になります。屋根選びの際は屋根のプロに一度相談してみて下さいね🤗